日本のギリシャ化が令和に実現


こんにちわ!イシイです。

ユニクロの柳井さんの「現実を視よ」を
図書館で借りて読みました。

一番、興味深かったのは
今の日本は無能な政治家、官僚ばかりで
このままだとギリシャ化すると云う事です↓

ちなみに、ギリシャと日本の
政府債務の問題は

1ギリシャの政府債務は対外債務が多い
(→日本は国内でファイナンスしている)

2ギリシャではすでに税金が高いから増税等が難しい
(→日本の消費税は8%であり所得税も含めて増税可能)

3ギリシャ政府には通貨発行権がない
(→日本には国内に通貨発行権を持つ日銀がある)

ここで注目すべき点は日本は現在、日本国内で
ファイナンスが問題なく行われているのは
家計の貯蓄残高の内、55%が預貯金で、30%弱が
年金保険になっていることからです。

金融機関を通じて、日本の国債も購入されてますが
このような流れが、いつまでも続くか疑問です。

もし、家計が海外に資金を流すようになれば、
または、金融機関が国債の運用を減らせば、現在
安定した国債消化は難しくなるでしょう。

日本の人口動態によれば、少子高齢化は今後さらに
深刻化するわけですから、移民等を受け入れない限り
家計貯蓄残高は今後も減少し続ける可能性大なのです。

このような事態になったら、海外からの
ファイナンスが必要になりますが、世界的にみて
日本の政府債務残高は非常に高いわけですから
「国内ではダメだから海外から」という訳には
容易ではないでしょう。

つまり、日本において国内ファイナンスは
「将来も可能である」とは必ずしもいえず
しかも、国内ファイナンスが出来なくなった途端に
海外からのファイナンスも困難になるはずだから
日本のギリシャ化も時間の問題で令和に実現するのです。

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